SNSの炎上から学ぶ②
前回同様に実際に起こった『SNSでの炎上』の例をもとに子どもたちと考えを深めていきます。
京都のあるカフェの炎上問題のお話です。
自称『京都で最も美しいカフェ』のお店があり、そこではケーキセットが1,580円で提供されています。
そのケーキセットを注文したお客さんがSNS上で「シャトレーゼのケーキじゃない?」と指摘。
(シャトレーゼのケーキは350円~450円の単価で販売されています)
カフェはすぐにケーキの提供を停止しました。(お店としては認めている訳ではないですがメニューからケーキセットを無くしていました)
この内容がSNSで炎上し話題になりました。
内容を聞いてどう感じたかみんなで意見交換をしました。
「カフェなのにケーキが他の商品なんておかしい!」
「他のお店の商品を売って儲かっているのはずるい!」
「他のお店のケーキを転売している感じになるけど法律的にはどうなの?」
大きく3つの意見や疑問がでました。ネットの意見も「騙された」「損した」などがありましたがその他、皆さんと似た意見も多くありました。
今回は皆さんの意見で出た3つについて話し合います。
カフェなのにケーキが他の商品なんておかしい? 商品としておかしくはないです。
みんなに別の質問をしてみました。
先生「みんながカフェを経営するなら一番こだわるのはどこ?」
生徒「カフェだしごはんの味にこだわりたい!」
生徒「あとは飲み物とか?」
やはりカフェなので皆さん味にこだわって経営したいとのことでした。
最近ではSNS映えなどを狙っているお店も多いので味にこだわる他に、雰囲気(内装)にこだわっているお店もあります。
お店の売りとしても『京都で最も美しいカフェ』なのでこのお店は雰囲気にこだわっているかも知れません。
お客さんは『何を求めているか』によってお店を選びます。
他のお店の商品で儲かっているのはずるい? 結論としては1つの戦略です。
別のお店でも業務用の冷凍食品や業者用デザートメニューなどを買って販売しているところもあります。
1つの戦略としてこのお店は自分でメニューを作るのではなく、買ってメニューを増やす戦略を立てています。
もちろんシャトレーゼのケーキを買っているのでシャトレーゼ自体もお金は貰っています。
その買った商品を自分で食べても人へあげても問題にはなりません。今回のケースは商品の名前を言わずにお店として「売った」という事です。
批判に繋がるのは分かりますが、戦略として問題はないです。
他のお店のケーキを転売するのは法律的にはどうなのか? 法律違反ではないです。
ここが今回、一番の炎上した理由でした。
今回は他のお店のものを買って自分のお店で提供しているので『転売』に近い販売方法です。
法的に違法になるのか? 結論は今回のケースは違法にはなりません。
転売は悪いものなのか? 転売自体も法律的には悪いものではありません。
ただし隠したり騙したまま転売をすると印象や信頼はなくなります。
結果としてお店の信用や印象には大きく影響するものです。
最後にみんながカフェを経営するとしてこういう販売戦略はどう思う?
「違法ではないけど良くはないと思う!」「自分が経営するならもっといい戦略を立てる!」
今回は実際のニュースを通して『戦略』や『転売』について考え方や理解を深めてもらいました。
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