今回の2・3年生クラスの授業テーマは、
ハイパーろ過
です!
身近な色水や飲み物を使い、ろ紙だけのろ過と、活性炭を使ったろ過の違いを調べました。
まずは、これまでに学んだことを思い出しながら、ろ過装置を作りました。
ろ紙の折り方や、ろうとの置き方、液体の注ぎ方を確認し、正しい方法で実験を進めます。
ろ紙だけでろ過してみよう!
今回ろ過したのは、食紅を溶かした赤い水です。
「ろ過したら透明になるんじゃない?」
「さすがに赤は消えないよ~!」
と、それぞれ予想しながら慎重に液体を注ぎました。
結果は……ほとんど変化なし!
そこで先生から、
「どうしてろ紙を通したのに赤いままなんだろう?」
と問いかけました。
すると、
「赤い色は、ろ紙のすき間を通り抜けたんじゃない?」
という考えが出てきました。
実はその通りで、食紅の色の成分はとても小さいため、ろ紙のすき間を通り抜けてしまいます。
ろ紙を使えば何でも取り除けるわけではないことを、実験を通して確かめました。

活性炭を使ってろ過すると…
続いて、粉末状の活性炭を使いました。
真っ黒な活性炭を見て、
「全部黒くなるんじゃない?」
と予想する生徒さんもいました👀
しかし、ろ過してみると、ろ紙だけでは変わらなかった食紅の色が薄くなりました!
「えっ、色が薄くなった!」
「なんで炭を入れたのに、きれいになるの?」
「炭が色を食べたのかな?」
と、生徒さんたちはびっくり😆
先生が、
「ろ紙だけのときと、何が違ったんだろう?」
「赤い色はどこへ行ったと思う?」
と問いかけたところ、
「炭に赤い色がくっついた!」
「炭が色を吸い取ったんだと思う!」
など、自分なりの考えを発表してくれました。
実は、活性炭の表面には目には見えないほど小さな穴が無数にあり、
その穴に色やにおいの原因となる物質がくっつきます。
紅い粒がその穴に入ったため色が薄くなりました。

コーラでも試してみよう!
食紅で起こったことが、ほかの液体でも起こるのか、最後はコーラを使って確かめました。
「コーラはさすがに無理でしょう?」
「透明なサイダーみたいになるんじゃない!?」
など、楽しい予想が飛び出しました💡

今回の授業では、ろ紙と活性炭では、ものを取り除く仕組みがまったく違うことを学びました。
初めは、「透明になるかな?」
という予想から始まった生徒さんたち。しかし実験を進めるうちに、
「なぜろ紙では色が取れなかったの?」
「どうして活性炭では色が薄くなったの?」
「色はどこへ行ったの?」
と、結果から新しい疑問を持ち、自分なりの考えを発表できるようになりました。
科学で大切なのは、予想を当てることではありません。
予想し、実験で確かめ、結果をもとに考え、答えを見つけていくことです。
エデュパークでは、これからも「予想する・確かめる・考える」を
大切にした理科実験を行っていきます。

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