問題解決の考え方
今回の授業では『ロジカル・シンキング』と『ラテラル・シンキング』のという問題解決の2つの考え方を学びました。
ロジカル・シンキングとは論理的に順序立てて考えること、ラテラル・シンキングとは新しい視点で柔軟に考えることです。
1つの例としてある問題を生徒と一緒に問題解決していきました。
あるオフィスビルでテナントに入っている企業やビル利用者から「エレベーターが遅い」というクレームが増えて問題になっています。
エレベーターは2台あるがどちらも制御システムが古く昇降スピードも遅いため、エレベーターが遅いというクレームがあります。
この問題をどう解決しますか?
・エレベーターの数を増やす
・新しいエレベーターに切り替える
・高層階用と低層階用に分ける
この3つが案として出ました。ただこれでは費用がかかりすぎて賃料収入では大赤字になってしまいます。
ここでの問題、解決すべき問題は何でしょう?生徒と話し合いました。
生徒「エレベーターが遅いこと?」
先生「それも一理あるんだけど、みんなのクレームになっている部分の本質って、実はそこではないんです!」
生徒「本質・・・?古いから?」
先生「古いから遅く感じている部分もあるかも知れないね!だけど利用者はどのタイミングで遅く感じるかな?」
生徒「あ!わかった!待ってる時間だ!」
先生「正解!待ち時間が長くて遅く感じています!」
生徒はしっかりと問題の本質にたどり着ついてくれました!
ではどのようにして待ち時間を長く感じないように工夫するでしょうか?
生徒「関係の案内板を置いてるのを見たことある!」
生徒「あ!鏡を置いているところもよく見る!」
どれも正解です!問題はエレベーターが遅いということではなく、待ち時間が長く感じることでした。
解決策として待ち時間を長く感じないような工夫が今回の問題解決のこたえでした!
ここで大切なことはものごと(問題)の本質を考えることです。
今回の授業ではしっかりその本質を考えてもらい、解決策までたどり着けました!
授業内容を一部ご紹介しましたが、楽しく考えながら学べる授業を行っています。
私たちと一緒におかねに詳しくなりませんか?
ご興味のある方は無料体験授業も受け付けていますのでお気軽にお問合せください!
エデュパーク大分校 後藤











