航空業界の年収格差
今回の授業は『航空業界で働いている人たちの年収』についてです。
航空業界で働いている人たちは、年収にかなりの違いがあるそうです。
それでは、一つの航空会社を例に話を進めていきましょう。
航空業界で働いている人たちは、大きく3つの仕事に分類されます。
人数は、
パイロットは2437人
地上スタッフ(整備士や運航管理、空港での接客業務など)は6356人
キャビンアテンダントは8598人
この人数を聞いて生徒たちは地上スタッフよりもキャビンアテンダントの人数の方が多いことに驚いていました。
それでは今回の本題の『年収』です。
パイロットは1980万円
地上スタッフは300~500万円
キャビンアテンダントは590万円
生徒たちはここでも地上スタッフよりもキャビンアテンダントの方が高いことに驚いていました。
ここで生徒たちへ過去に行った授業を思い出してもらうよう話を進めました。
先生「前に授業で話したけど日本の平均年収はどのくらいだったか覚えているかな?」
生徒「500万よりは下だったような・・・」
生徒「でも300万よりは上だったよね!400万とかかな?」
生徒「そんなピッタリじゃなかったような・・・」
生徒「思い出した!450万くらいだ!」
正解の日本の平均年収は461万円です。
ピッタリ正解とはいかなかったですが授業で話したことを話し合いながら思い出してくれました!
日本の平均年収と比べてもパイロットの年収はかなり差がありますが航空会社の中でもここまで差があります。
なぜここまでの差が生まれるのでしょう?みんなで話し合って予想してみました。
先生「なぜパイロットだけこんなに年収が高いと思うか3つ考えてみよう!何があるかな?」
生徒「パイロットになる為に資格をとるのが大変だから!」
先生「確かに誰でもパイロットになれる訳じゃないからそうだね!他にはあるかな?」
生徒「命の責任が大きいから高いとかもあるのかな?」
先生「そうだね!飛行機の操縦で多くの乗客の命を預かっているから責任も大きいね!あと1つあるかな?」
生徒「他には・・・思いつかない・・・」
先生「ヒントです!飛行機の操縦時間はどのくらいだと思う?」
生徒「日本だけなら2~3時間くらいだと思う」
生徒「けど1日に何往復もしてるから1日だとかなり長い時間操縦してそう!」
生徒「他の国までならもっと長い時間の操縦もあるよね!」
生徒「長い時間の操縦だと勤務時間も長いからだ!」
先生「そうだね!その中で乗客の命を預かる責任もあるから本当に大変な仕事だね!」
皆さん、話し合いの中で資格取得の大変さ、責任の重さ、体力的・精神的な負担の3つにたどり着けました!
その他にもパイロット不足が進んでいて今の多くの操縦士は40代後半~60代のパイロットが多く引退も近づいている為人手不足の問題があり、副操縦士などに高い年収で辞められることを防ぐためという理由もあります。
今回の授業は最近のニュースを通じて多くの予想や復習を行いました!
授業内容を一部ご紹介しましたが、楽しく考えながら学べる授業を行っています。
私たちと一緒におかねに詳しくなりませんか?
ご興味のある方は無料体験授業も受け付けていますのでお気軽にお問合せください!
エデュパーク大分校 後藤