ふるさと納税①~できた理由と地方税~
今回の授業ではふるさと納税について話しました。皆さんはふるさと納税って知っていますか?
ふるさと納税について言葉や制度があることは知っていましたが内容やどうしてできたかを聞いてみると全員分からないと言っていました。
名前に『納税』とあるように納税に関わるものとイメージしてくれましたので、まずは税金について話をしました。
税金に関しては国へ収める『国税』と地方自治体(市町村)へ収める『地方税』があります。
ふるさと納税はこの『地方税』に関わるものになります。
先生「前に授業で税金の話をしたと思うけどその中で地方税は何に使われているか覚えているかな?」
生徒「学校運営とか教科書代!」
先生「正解!よく覚えていたね!他には何かあるかな?」
生徒「警察とか消防!」
先生「その通り!他にもごみ収集や図書館、市立病院などもあるよね!」
皆さんしっかり過去の授業から税金が何に使われているか覚えてくれていました!
地方税で運営されている施設やサービスはこの金額が無くなる(少なくなる)と
その施設やサービスが有料になるもしくは高くなる恐れがあることを話しました。
ではここから本題のふるさと納税の話です。この制度はなぜ始まったのでしょう?
この制度は2008年に始まった制度です。
制度が作られた理由とは『自分の応援したい地域を助けることができるようにするため』とされています。
この理由に対して話を進めていきました。
先生「みんなは地方の方が納税額が少なくなるのはなぜか分かる?」
生徒「住んでる人が少ないから納税額が少ないってことでしょ?」
先生「その通り!ではなぜ助けないといけないと思う?」
生徒「さっきの税金の話からだとそれぞれの施設のために使うお金が足りないから!」
先生「復習の話からしっかり繋げられていて理由にたどり着いたね!素晴らしい!」
実際の理由として『助ける』ために作られたとされるふるさと納税は地方自治体の財政支援や都市と地方の格差を縮めるためのものです。
都市と地方では納税額にも差がありその差を少しでも少なくするためにこのふるさと納税が作られました。
復習の話からしっかりと今回の理由までたどり着けていました。
生徒の『考える』ことに対して成長を感じられて嬉しく思いました!
今回の授業ではふるさと納税のできた理由と地方税について学びました。
続きはまた次回の更新にて!お楽しみに!
授業内容を一部ご紹介しましたが、楽しく考えながら学べる授業を行っています。
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エデュパーク大分校 後藤